はじめに
公共施設や商業施設等のサイン・ディスプレイにおいて、防炎対策はとても大切です。
特にカーペットやカーテン等は、防炎性能基準の条件を満たした製品を使用しなければならないと、消防法で義務づけられております。
展示会場やショッピングモールでも防炎への意識は近年で更に高まっており、防炎対策をした製品選びが必要です。
ここでは、防炎に関する基礎的な知識と、キヌガワ・パックグループが提供する防炎認定を取得した製品を紹介致します。
より詳しい防炎に関する情報は公益財団法人 日本防炎協会のWEBサイトをご覧ください。
防炎に関する基礎知識
防炎とは
防炎とは、燃えにくい事象のことを意味しています。
繊維などの可燃物の燃えやすい性質を改良して防炎性能を与えると、小さな火源(火だね:マッチ・ライター) を接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易に着火せず、着火しても自己消火性(自ら延焼拡大を停止する性能)により、容易に燃え広がることはありません。こうした性能を「防炎性能」といいます。
(引用:公益財団法人 日本防炎協会)
防炎化の必要性
日頃、私たちは燃えやすいものに囲まれて生活しています。日常生活でのちょっとした失火が原因となって、多くの火災が発生しています。防炎性能を有する防炎品は、火災の初期段階では、火災の発生を防止し、延焼拡大を抑制または阻止する効果があり、また、防炎効果により火災の成長を抑制することで、初期消火や避難などの火災対応を行う貴重な時間的余裕をもたらします。
多くの可燃物とともに暮らしている家庭や職場の防火対策として、防炎品の上手な活用をおすすめします。
(引用:公益財団法人 日本防炎協会)
▲ページトップへ